共創を進める3つの方法
共創を進め方として、3つの方法をご紹介します。

方法1.共有の共創
複数の企業によりコンソーシアムやコミュニティを形成し、課題解決に向けて議論を深めていく方法です。共通のテーマや目的意識を持った複数の組織(企業、政府、地方自治体、研究機関など)や専門家が集まります。共有の共創では、同じ課題について異なる視点から意見を交わし、新たな価値やアイデアを生み出します。特定の組織に依存するのではなく、各会員がそれぞれのリーダーシップを発揮します。
- 異なる視点で意見交換し、新たな価値やアイデアを創出する
- 各参加者がリーダーシップを発揮する
方法2.提携の共創
プロジェクトを推進するにあたり、自社に不足している資源を他社との協力で確保する進め方です。資源には、人材や技術、研究開発費、アイデア、販売網などを含みます。提携の共創では、企業の規模や業界の違いなどによる上下関係はなく、対等な仲間として、信頼と協力を構築する環境を整えます。
- 資源例:人材、技術、資金、販売網など
- 対等な関係を構築し、信頼と協力を重視する
方法3.双方向の共創
企業と得意先または消費者が、対等な立場でコミュニケーションを取り合うことにより、ビジネスモデルの構築や商品やサービスの開発を進める方法です。双方向の共創では、得意先や消費者からのフィードバックを受け取り、取り組みの質を大きく向上していきます。
- フィードバックを活用し、取り組みの質を向上する
CBDAでは、それぞれの課題や事業フェーズ、目的に適した共創の方法を選択し、効果的な共創活動を進めております。
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